冬の南紀 温泉めぐり part2 旅行記

 
2014年12月22日掲載
冬の南紀 温泉めぐり part2 旅行記

土曜日の10時30分、妻を最寄り駅まで送り届け、家でコーヒーを飲んでからゆっくり出発。

グーグルマップによると、国道43号→国道25号で柏原に抜け、国道165号で葛城市を通ってそのまま五條市へ向かえば良いらしい。なんだか柏原までは渋滞しそうなルート。しかし、このあたりの土地勘は全くないので、素直にグーグル先生のご意見に従った。

その結果、予想どおり大阪都市圏を抜けるのに結局1時間半ぐらいかかった。あまりお金を出したがらないであろう関西人が、値がはる阪神高速を使う理由もよくわかる。せめて500円ぐらいにしてくれれば良いのだか...。

奈良県に入るとスイスイ進む。五條市からは国道168号に入り、十津川村を目指す。実は国道ならぬ「酷道」なのでは?もしかして通行止めもありえる?と心配していたのだが、そんなに悪い道ではなかった。いい道というわけでもないが。あちこちで道路改良工事やトンネル工事をしていたので、そのうち高規格な国道になるのだろう。

日本一大きな村の旅のオアシス 道の駅「十津川郷」にてちょっと休憩する。十津川村に着いたはいいが、まだ15:00である。温泉までは車で20分ぐらいとのことだが、温泉に入るにはちょっと時間が早い。道の駅の張り紙をチェックし、観光名所?の「玉置神社」に行ってみることにした。

神社まで10km、車で1時間。

...10kmを1時間!?そんなことがあるわけないと実際に走ってみたが、2kmほど進んだところから対向車との行き違いも困難な山道に突入。1時間とは言わないが、40分ぐらいはかかった。ここを世界遺産バスが走るというのだから驚きである。

2004年に「紀伊山地の霊場と参詣道」がユネスコ世界遺産に登録されたが、この玉置神社も「大峯奥駈道」が通る霊場として世界遺産に認定されているらしい。そんな山奥にあるのが玉置神社。車なんてなかった昔々の人々は、何日もかけて大峯奥駈道を通り、ここに辿り着いたのだろう。

玉置神社
玉置神社

旅の安全と家内安全を祈り、下山。少し早いが、お待ちかねの十津川温泉「庵の湯」に向かう。

前のページ  次のページ

スポンサード リンク


コメント (掲載されるまでしばらくお待ちください。)




コメント内のURLは自動的にハイパーリンクに変換されます。HTMLタグは利用できません。
トラックバック (掲載までしばらくお待ちいただく場合があります。)
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.arahabika.com/mt6/mt-tb.cgi/416
Copyright (C) 2005- La Partenza All Rights Reserved.
since 2005.06.28