上海 豫園・外灘をぶらり散策 part3 旅行記

 
2015年4月25日掲載
上海 豫園・外灘をぶらり散策 part3 旅行記

豫園から歩いて10分ほどで、上海の街中を流れる黄浦江(こうほこう)に出る。川沿いに歩いて行くと外灘エリアはすぐ。こちらも豫園に負けず劣らず、ものすごい人。たぶん外国人だけではなく、中国全土から観光客が押し寄せるのだろう。夕方から花火大会でもあるのかと思うほどの賑わいぶりだ。

外灘(日本語読みでワイタン)はその昔、1842年に南京条約により上海が開港して以降、外灘は「バンド」と呼ばれ租界の玄関口になった。その後は各国の商社や銀行などの建物が立ち並び、今あるヨーロピアンな景観になっている。建築群全体が国の重要文化財に指定されているらしい。

道端の花壇
意外にきれいに手入れされている道端の花壇
外灘
外灘を望む。この日は花火大会ではない

そのような歴史の背景もあってか、高級インポートブランドやレストランが多く、私のおなかを満たしてくれそうなお手頃なレストランは見当たらなかった。外灘エリアを離れればいいのだろうが、せっかく上海に来たので外灘の夜景を見ようと思っており、あまりここからは離れたくない。

フラフラさまよっているうちに目に入ったのが「全家」。全ての家?ではなく、日本では有名なあのコンビニである。

旅行に来てコンビニ飯とはなんたること!という感じだが、まぁひとり旅、いや出張なので別に食にはこだわらない。サンドイッチと梨ジュースらしき変なドリンクを購入し、川沿いの花壇に腰掛けて遅めのランチ。少し寂しい。

日暮れまであと1時間以上ある。サンドイッチだけではさすがに足りないのであちこち探索してみると、大丸上海店を発見。後で調べると、「上海新世界大丸百貨」という店だった。日系デパートならそこそこ清潔でお手軽なフードコートがあるかと思い、レストランマークがある地下2階へ。無性にラーメンが食べたくなり、ラーメン・カレー・とんかつ、なんでもおすすめアルよ!みたいな日本料理店に入ってしまう。何をウリにしているのかよくわからない店だが、他にこれといった店もなかったのでここで我慢。

「いらっしゃいませー」はなんと日本語。さすが日系デパート!と感心したが、それ以降は身振り手振りで注文。会計を済ませ、店を出るときは「ありがとうございましたー」。この2つだけは日本語で言うようなシステムらしい。ラーメンの代金は38元。ん...高い。ラーメンの味はまぁ特筆すべきものではない。

日もいい感じに暮れ、外灘エリアはライトアップが始まる。対岸にある上海のシンボル、東方明珠電視塔も見事にライトアップ。上海の東京スカイツリーといったところか。昼間は中国特有の黄色っぽい空気に覆われていてイマイチな景色だが、夜は気にならない。

東方明珠電視塔
有名すぎる上海のこの夜景!

夜景を5分ぐらい堪能した後、ホテルに帰ることにする。人だかりが少なくなる気配は全くなく、上海の夜はまだまだ長いのだろうが、明日から仕事なのでさっさと寝ることにしよう。

初めての上海散策はこれにて終了。次回訪れたときは、ちょっと郊外に出てみようかなと思う。

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