日月潭をあとにし,向かった先は台南。高速道路でまたまた1時間半走る。私たちから見ればどこも同じような街並みに見えるが,きのうの台中より歴史がある古い街だそうだ。
ここでは「赤嵌楼」「延平郡王祠」を見学。(読み方は忘れた…。)台南で一番古い建物で,台湾の英雄であるなんとかさんの記念館(というわけではないようだが,なんとなくそんな感じがする建物)になっていた。
ここではガイドさんがニセモノコインチェックをしてくれる。台湾ではこのごろ偽造貨幣造りがはやっており,怪しい屋台なんかでは,おつりにこっそり忍び込ませることが多いらしい。
そして知らずにニセモノコインをコンビニなどで使うと…。店員に通報されて即逮捕。
知らなかったとはいえ,しばらく日本には帰れないらしい。しかも台湾は日本が国家として認めていないので,大使館がない。そのせいでまた時間がかかる…。
今回はニセモノコインに出会うことはなかったが,台湾に行くときには用心したほうがいいようだ。
その後,台湾第二の都市,高雄へ移動。高雄市内では「蓮花潭」「澄清湖」を観光した。どっちも湖なのだが,工業用水用の人造湖らしい。日月潭を見ているので,お世辞にもきれいとは言えない…。
澄清湖のほうは7階建ての塔があり,最上階からの眺めは最高!高雄の街並みを見下ろすことができる。もともと高台にある塔なので,1階からでも景色を観ることは可能。
蓮花潭の湖畔には龍と虎のモニュメントのようなものがあり,入り口でお賽銭10元を渡すと龍と虎の中に入ることができる。まぁ「造られた観光地」って感じで特に素晴らしい!というものはないように感じた。
ここの駐車場ではおばあさんが変な手品を実演中。手品セットは日本円で100円也。子供のおもちゃ用には使えそうだが,大人が見るとバレバレの手品。
湖畔に立つ龍と虎のツインタワー
宿泊するホテルで夕食をとったあと,市内の屋台を散策。パラパラと小雨が降ってくる。
高雄の屋台街はシンガポールのものと雰囲気が似ている。ただ,衛生面に関してはいただけないようだ。どんぶりを洗った水は再利用するらしい。(マジ!?)
「下痢になるので食べないようにしてね。」
と,ガイドさんの忠告。ここでは屋台の「雰囲気」を味わうだけにしたほうが身のためらしい。
ホテルに戻って2日目終了。今日はぐっすり眠れそうだ。