愛知万博の旅 Part11 旅行記

 
2006年9月18日掲載
愛知万博の旅 Part11 旅行記

2005年9月1日(木)

さて,いよいよこの旅行も折り返し地点。今日は朝早く起きて大阪に移動し,市内観光をする予定だ。そして午後からは瀬戸大橋を通って四国に渡り,今治と大分を結ぶダイヤモンドフェリーで九州へ。大分からは再び青春18きっぷを使って鹿児島に帰る。鹿児島に着くのは2日の夜となる。

…となるはずだったのだが,目が覚めたのはなんと午前11時!いくらなんでも寝坊しすぎだった。

今日中に四国の今治まで移動しないといけないため,このまま大阪に向かっても遊べる時間はほとんどない。せっかくの旅行なので,しかたなく日程を一日延ばすことにする。

青春18きっぷが一日分足りなくなってしまうが,これは「どこかの駅で調達」することにしよう。(さて,18きっぷを使い慣れている人たちはこの考えに何か疑問を持つはずである。この「何か」が後々大問題を引き起こす。ヒントはもう9月。)

18きっぷを使って改札をくぐったのはいいが,今日の目的地は特に決まっていない。が,よくよく考えてみると名古屋の街を全く見ていなかったので,名古屋市内に繰り出してみることにする。

名古屋駅構内の書店でガイドマップを立ち読みしておもしろそうなところを探す。ちなみにガイドマップ立ち読みは現地で飲食店や観光施設を探すときにはけっこうおすすめの方法だ。書店には申し訳ないけれど…。

パラパラとページをめくっていると,「でんきの科学館」というものを発見。中部電力のPR施設のようだ。工学部電気系学科の私たちはなぜかこういうものに惹かれてしまう。一種の職業病なのだろうか…。

名古屋名物「味噌カツ」の昼食後,早速行ってみる。施設内には周波数の異なる音を聴き取って人間の聴力の限界を体験できる部屋や円盤をぐるぐる回して電気を起こし,円盤の温度を上げてみる実験装置(?)など,いろいろな展示物,実験装置が置いてあった。

電気系の私たちはけっこう楽しむことができたが,一般の人たちがどれほどまで興味を持って楽しむことができるか…。小さい子どもたちなら楽しめるのかもしれない。

きのうの疲れがまだ残っているらしく,みんな早くホテルでぐったりしたそうな顔をしている。今日は早めにホテルに向かおうと思う。友達が四日市市内のホテル割引券を持っていたので,今日は四日市に宿泊することにする。

名古屋から四日市までは約40キロ。これだけの距離を18きっぷで移動するのはもったいないが,もう日付スタンプを押してもらっているのでいまさらどうすることもできない。やはり行き当たりばったりの計画ではあちこちに問題がでてきてしまう。

ホテルは四日市駅前ということなので,関西本線でJR四日市駅まで向かう。しかし駅前にはホテルらしきものは存在しない。どちらかというと工業地域のような感じ…。

駅員さんにホテルの場所を尋ねてみると,なんと「近鉄」四日市駅のほうだった。(これだから都会は困る!同じ駅名を付けるな!)と私たち田舎人は心の中で叫ぶ。場所をしっかり確認しないほうが悪いのに…。

近鉄四日市駅まで1キロちょっと。スーツケース片手にてくてく歩く。近鉄四日市駅周辺は商業地域のようで,JR四日市駅の周辺とは全然違う。なんでJRの駅はあんなところにあるのか…。

やっとの思いでホテルに到着。きのうと今日の疲れを明日に残さないため,無駄な行動はせずにさっさと寝ることにする。

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