JR東海が今年11月25日からICカード型乗車券「TOICA(トイカ)」を導入する予定です。ICカード型乗車券としてはJR東日本のSuica(スイカ),JR西日本のICOCA(イコカ)に次いでJRグループでは3番目の導入になります。
TOICAはSuica,ICOCAと同じように,自動券売機などで運賃を前払いし,自動改札機に軽く触れるだけで改札を通過,精算できるというシステム。最高2万円まで入金可能で,もちろん定期券としても使えます。
TOICAが採用した非接触ICカード技術方式の「Felica(フェリカ)」はJR東日本・西日本と共通。技術的には互換性を持たせることが可能ですので,おそらく3社間で共通に使えるようになるはずです。最近の携帯電話に搭載されている「おサイフケータイ」もFelicaを使っていますので,「モバイルTOICA」も近い将来提供されるようになるでしょう。
サービス開始時点でTOICAが利用可能なのは,東海道線の二川-関ケ原,関西線の名古屋-四日市,中央線の名古屋-中津川,武豊線の大府-武豊の在来線各間の全74駅になる予定です。
さて,ついに本州のJR3社がICカード型乗車券を始めることになりました。さぁ次は九州の番だ!
Suica,ICOCA,TOICAとくれば…
QUICA?(キュイカ,もしくはクイカ。JR「Q」州ということで)
まぁサービスが始まったとしても鹿児島で開始されるのはかなり先のことになると思います。在来線は鹿児島中央駅以外自動改札すらないのでその時点でアウト。こういうときは大都市が便利でうらやましい…。