低BL法を取り入れた走法 プリウスライフ

 
2006年6月10日掲載
低BL法を取り入れた走法 プリウスライフ

大隅半島・桜島ドライブの燃費データです。

今回はプリウス燃費達人の方々が研究されている「バッテリー温存法」に「低BL法」をちょっと組み込んで走ってみました。BL3まで低下させるとあとからの充電地獄が怖いような気がしましたので,今回はBL4を下限にして走ってみました。(準・低BL法?)

霧島市(自宅) → 鹿屋市・霧島ヶ丘公園: 31.8km/L@73km(国道220号線)

鹿児島湾(錦江湾)に沿って走る220号線がメインルートです。信号も少なく,交通量もあまり多くないため,ほとんどの車が60キロ以上でブンブン走る快速路です。プリウスにとっては後ろから煽られる確率が高い道路ともいえます…。

この区間では「バッテリー温存法」で走行(したつもりです)。バッテリー温存法とは,目標速度まで加速後,滑空,再加速を繰り返し,モータ走行をなるべく行わない走法のことです。比較的速度域が高く,信号間距離の長い道路を走る場合,この走法が有効といわれています。

車体の生産時期にもよりますが,うちのプリウスは約70キロを超えると強制的にエンジンオンしてしまいます。そのため,できるだけ69~65キロの間で滑空を行いました。

最後のほうで霧島ヶ丘公園に登るために山道(40キロぐらいしかだせないぐにゃぐにゃ道)を走らされましたが,意外にいい記録が出ました。

霧島ヶ丘公園 → 鹿児島駅: 40.4km/L@47km(国道224号線・桜島フェリー利用)

途中まで同じ道を逆戻り。基本的にさっきと同じパターンで運転しました。その後桜島半周の国道224号線,通称・溶岩道路へ。霧島ヶ丘公園からの下り坂でたっぷり回生したせいか,燃費はなんと40オーバー。途中の50キロ制限区間や交通量が多い場所などで適度に「低BL法」を組み入れた結果かもしれません。

鹿児島駅 → 自宅: 30.5km/L@38km(国道10号線)

走りなれた道にもかかわらず,少し期待はずれな結果に。最高記録は32ちょっとですから,低BL法を組み入れることでもっと伸びるかなと思っていたのですが…。押しボタン信号に2回も引っかかってしまい,60キロ+αからのブレーキを2度もかけてしまいました。この結果そのことが原因だろうと信じたい(^^; 4人も乗ってたし!

全区間の合計は33.6km/L@158kmでした。鹿児島駅までは大人3人,鹿児島駅からは大人4人の乗車です。

今日のドライブで感じたことは,低速度域での低BL法および高速度域でのバッテリー温存法を組み合わせることで,バッテリー温存法onlyで走ったときよりも燃費が伸びるかもしれないということです。

今までは市街地でもパッと加速,パッと滑空を心がけてきたのですが,適度にモーター走行を入れることで,全体のエンジン比率を下げるという低BL法のテクニックが重要なのかもしれません。

この区間は過去の燃費データがないのでバッテリー温存法のみの場合に比べてどの程度燃費が改善されたのかわかりません。実は大してかわらないのかもしれません(^^; もう少し低BL法の検証を進めてみたいと思います。

参考にさせていただいたサイトです。

プリウス界の市街地燃費帝王へのいばらの道 by シルバニアン帝王

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