JR東日本の非接触式ICカード「Suica」が今日,11月18日でサービス開始5周年を迎えました。
首都圏の424駅でサービスが開始されたのは2001年(平成13年)の11月18日。2004年3月22日には電子マネーによるショッピングサービスも始まり,8月にはJR西日本の「ICOCA」と相互利用可能に。そして来年3月には首都圏の私鉄・バス事業者が導入するICカード「PASMO」との相互利用も実現する予定です。
Suicaは現在も1日約1万枚という驚異的なペースで増加しており,現在では仙台エリア,新潟エリア,JR西日本などとの相互利用による近畿エリア,それに東京モノレール,東京臨海高速鉄道(りんかい線)など,利用できる駅は合計911駅にまで広がっているそうです。
PASMOとの相互利用が始まれば,首都圏のJR,ほとんどすべての私鉄やバスが1枚のICカードで乗れるようになり,2つのカードの総発行枚数は3000万枚になると予想されています。
私も今年の夏に大阪・京都・東京に行ったときにJR西日本の「ICOCA」を作り,実際に使用してきました。デザイン的にはSuicaが欲しかったのですが,関西の私鉄・バスを利用する予定だったので,スルっとKANSAIが発行する「PiTaPa」と相互利用ができるICOCAを選択しました。
Suica・ICOCA・PiTaPa・PASMO…そして今度はJR東海も「TOICA」を導入してきました。
種類が多すぎ
みんなで協議して統一することはできないんでしょうか?
改札を「ピッ!」で通り抜けることができるのはやっぱり便利。しかもお財布かざすだけですからね…。大都市ではほぼ当たり前の光景になってますが,私たち田舎者から見れば「ものすごい最新技術」に感じます。
残念なことに,鹿児島ではノーマルの自動改札機が今のところの「最新」です。しかも在来線で導入されているのは鹿児島中央駅だけ。。。
JR九州もICカード導入を予定しているらしいですが,鹿児島にやってくるのはいつのことになるのやら…。