九州新幹線 部分開業から2年 旅のあれこれ

 
2006年3月15日掲載
九州新幹線 部分開業から2年 旅のあれこれ

3月13日,九州新幹線「つばめ」が2周年を迎えました。地元民のくせにいまだに乗ってない…。

2年目は開業効果の薄れによる乗客数の減少も予想されましたが,1年目の乗客数を4%ほど上回るという結果になりました。しかし運賃収入は長距離より短距離での利用者が増えたために1年目と比べて少し減少したようです。いろいろな割引きっぷを発売し始めたのも原因かもしれません。

一方で,新幹線開業でJRから経営分離された川内―八代間を運行する肥薩おれんじ鉄道はなかなか厳しい経営状況のようです。もともと鉄道よりもマイカーが便利な土地ですし,鉄道を使う人たちも速くて便利な新幹線に流れてしまってはどうしようもありません。黒字経営に持っていくにはもっと思い切った戦略が必要ではないかと思います。

・鹿児島中央駅直通の列車を運行
・料金無料の特急列車の設定
・速達列車の増発
・運賃の値下げ

思いつくのはこれぐらいかな。まぁなかなか難しい面もあるかもしれませんが…。

造るか造らないかでもめている九州新幹線長崎ルートでも,JRから経営分離される区間はおそらくおれんじ鉄道と同じ状況に陥るはずです。もっとも,長崎ルートは造るだけ無駄だと思いますが…。特急で2時間もかからない区間に新幹線なんて必要でしょうか?

赤字続きで「廃止」なんてことにならないように,さまざまな視点から解決策を考えていかなければなりませんね。

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