あそBOYの修復作業開始 旅のあれこれ

 
2007年2月22日掲載
あそBOYの修復作業開始 旅のあれこれ

2年前まで熊本と阿蘇を結ぶ観光列車として活躍していたSL「あそBOY」の修復作業が21日からJR九州小倉工場で始まりました。

1922年(大正11年)製造のあそBOY(8620型蒸気機関車)は九州地方を300万km近く走ってきた蒸気機関車。地球75周分の距離を走行している機関車です。

あそBOYは1988年から豊肥線で運行されていましたが,老朽化のため2005年8月に引退。それ以来,熊本と阿蘇を結ぶ観光列車は後継のディーゼル列車「あそ1962」が担っています。

あそBOYの引退によって九州から蒸気機関車が消えることになり,これも時代の流れか…。と多くの人があきらめかけていたのですが,JR九州が4億円をかけてあそBOYを修復,再び運行するというニュースが発表されました。

再びSLの雄姿を見ることができるのは2009年ごろになるようです。しかし,復活後は比較的勾配の小さい熊本駅と人吉駅の間(肥薩線,鹿児島本線)で運転される予定です。今までどおり阿蘇まで登るのはおそらく負担が大きいのでしょう。

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