ANA機が飛行中にエンジン停止し緊急着陸 旅のあれこれ

 
2005年11月 7日掲載
ANA機が飛行中にエンジン停止し緊急着陸 旅のあれこれ

6日午前11時10分ごろ,青森県沖の太平洋上空を飛行していた全日空1793便の左側エンジンの回転数が下がっていることを示す警告灯がコックピットに表示されました。

機長が確認したところ,なんと左側エンジンが停止していることが判明。同機は緊急事態を宣言し,11時35分ごろ新千歳空港に緊急着陸しました。幸いけが人はなかったそうです。

エンジンが停止した飛行機は関西空港発女満別行きのボーイング737―500型機。この飛行機にはエンジンが左右に1基ずつ,合計2基付いています。

双発(エンジン2基)の航空機は,飛行中に1基のエンジンが停止したとしても,残り1基のエンジンだけで飛行を続けることができるように設計されていますが,飛行中にエンジンが止まるなんてあってはならないことです。もし,もう片方のエンジンまで止まってしまったら墜落は免れません。

エンジンの調子が悪くなり,パイロットが片方のエンジンを止めて出発空港に引き返すというのはよくあるニュースですが,まさか勝手にエンジンが止まるなんて……。

今回,パイロットは管制に対し緊急事態(エマージェンシーコール)を宣言しています。重大な事故につながる恐れのある問題として考えなければなりません。

これから先,大きな事故が起こらなければいいのですが……。

スポンサード リンク


コメント (掲載されるまでしばらくお待ちください。)




コメント内のURLは自動的にハイパーリンクに変換されます。HTMLタグは利用できません。
トラックバック (掲載までしばらくお待ちいただく場合があります。)
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.arahabika.com/mt6/mt-tb.cgi/278
Copyright (C) 2005- La Partenza All Rights Reserved.
since 2005.06.28