SL「あそBOY」が引退 旅のあれこれ
九州唯一の蒸気機関車として豊肥線の熊本―宮地間を結ぶ,「SLあそBOY」の廃止が発表されました。
あそBOYは国産初の量産型旅客蒸気機関車,8620形として1914年に登場。生産後83年が経過しています。大正末期までに約700両が生産されました。その後一度は引退したのですが,1988年8月28日,「あそBOY」の名称で復活。豊肥本線の熊本~宮地間を元気に走り続けています。
しかし車両の老朽化や,修理できる技術者がいないなどの問題から,今年の復活記念日である8月28日がラストランになってしまうようです。
私たちのような若い世代にとっては,蒸気機関車は恐ろしく珍しいモノです。2回ほど乗りに行ったことがありますが,窓から入ってくる独特のにおい(石炭のにおい?)が忘れられません。トンネルに入ったらみんな一斉に窓を閉める光景など……。やっぱり電車やディーゼルカーにはないものがSLにはあります。普通の列車もいいですが,SLに乗るとなんだか新鮮な気持ちになりますよね☆
廃止になってしまうのは残念ですが,時代の流れには逆らえないのでしょう。。。いつかまた復活して,元気な煙を吐きながら走ってくれる日がくればいいと思います。ちょっと大気汚染かもしれませんけど(^^;
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